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岡山市新アリーナ整備計画|これまでの経緯

更新日:2025年8月22日

アリーナのイメージ 引用:岡山市HP
アリーナのイメージ 引用:岡山市HP

 出馬表明をして、多くの市民からお声掛けいただき、面談や意見交換をさせて頂いた。

 その中で、私のどのような政策に賛同・共感したのか確認すると、その多くがアリーナ計画の白紙撤回に関する賛同であった。

 私はアリーナの必要性までは否定しないが、現計画について、市民意見が反映されているとは言えない点とアリーナよりも優先すべき社会課題があると考えている点で、政策では白紙撤回を掲げている。


 市民のアリーナ計画に関する関心が高く、SNSやニュース記事のコメント欄では批判的意見が投稿されている一方で、インターネットを検索してもアリーナ計画に関する問題をまとめたWEBサイトが見つからないため、私がまとめてみることとした。


 特設WEBページを作成するには、時間を要するため、まずはコラムにて進めたい。


 まず第一弾として、アリーナ計画のこれまでの経緯について説明する。

 もし内容に誤りや漏れがあれば、ぜひコメント欄で知らせてほしい。


〇 新アリーナ整備計画の経緯


・平成30年4月

 岡山シーガルズの活躍に向けた民間活力活用推進協議会(シーガルズ協議会)が発足し、チームの経営基盤や練習環境の充実について検討が行われた。

 この際、岡山県と岡山市はアドバイザーとして参加していた。

 参考:同時期、岡山リベッツ、トライフープ岡山が設立


・平成30年12月

 シーガルズ協議会は、岡山市役所建替えに合わせた庁舎東側へのアリーナ整備構想を岡山市に提言するも、予算には盛り込まれなかった。


・令和2年9月

 シーガルズ協議会は、岡山市に北長瀬みずほ住座跡地へのバレーボール専用アリーナの整備を提言するも、市長は「注視する。」でとどまった。 


・令和3年3月

 岡山商工会議所は将来の岡山市のまちづくり構想案(日本一住みたい「ウェルビーイングな都市」おかやま)を市に提言。

 同構想案に北長瀬のアリーナ整備内容が含まれていた。


・令和3年12月

 県経済団体連絡協議会において、アリーナ構想は3~5千人規模で公設民営が望ましい旨の意見が出された。


・令和4年2月

 岡山市は、経済界からの強い要望とトップスポーツチームの試合・練習場所確保のため、アリーナ整備について、ニーズや規模等を基礎調査する方針を示した。


・令和4年9月

 岡山市は、調査結果を公表し、必要性を認めた上で、整備費用80億円については、国、経済界、市民寄付、県で賄うべき旨を説明した。


・令和4年11月

 商工会議所は、アリーナ整備によるスマートベニュー構想(スポーツ施設を核として周辺地域も開発すること)を示した。


・令和4年12月

 商工会議所は、岡山市にアリーナ構想の提言書を提出し、整備費用のうち1割の8億円を経済界で調達する旨を説明した。


・令和5年2月

 岡山市は、アリーナ計画の基本計画策定を示し、岡山県全体で協議の必要性を訴えた。

 これを受けて、岡山県は岡山市の説明を受ける意向を示したが、知事は「十分な説明なく、いきなり支援を求めるやり方には違和感がある」と不快感を表した。


・令和5年3月

 岡山県は、岡山市に、アリーナ整備について、経済波及効果の説明が不十分かつ正確でない旨を伝えた。

 知事も「コーンスープが不思議な味がするなと思っていたら、そもそもトウモロコシが入っていないことが分かった」と岡山市への不信感を表し、信頼関係が失われているとした。


・令和5年11月

 新アリーナ基本計画素案が策定され、整備費用が約145億円、経済効果は、20年間で約910億円と算定された。

 岡山市が岡山県に対し、財政負担について12月中の回答を求めた。


・令和5年12月

 岡山県は、県が参加するのであれば、プロスポーツ支援ではなく、広く県民が利用できることが前提であり、検討が十分でないため、財政負担への回答が困難であることを示した。

 商工会議所、岡山県経済団体連絡協議会、岡山シーガルズ、トライフープ岡山、岡山リベッツ、ファジアーノ岡山がアリーナ実現を求める署名活動を開始し、署名10万人を目指すとした。 


・令和6年2月

 岡山県は、岡山市からアリーナ整備予算に必要となる抜本的な説明がないことから、県として動く可能性はゼロであることを示した。

 商工会議所等が岡山市に新アリーナの実現を求める署名(約8万5千人)を提出した。


・令和6年4月

 商工会議所は、アリーナはコンサートもできることから、広域でとらえチーム岡山で進めるべき考えを示した。


・令和6年6月

 岡山市が市の単独事業としてアリーナ整備する方針を決定し、令和13年の稼働を目指すこととした。

 ランニングコストは年間約2億5千万円とされた。


・令和6年7月

 商工会議所は、新アリーナ整備について、DXの活用を示した。


・令和6年9月

 岡山市は、アリーナ整備にかかる市民アンケートを開始した。


・令和6年11月

 アリーナ整備検討会議にて、アリーナを1万人規模とする方針が打ち出された。


・令和6年12月

 岡山市は、市民アンケートに同一内容の回答が多数寄せられる問題が発生したことから、アンケートを中断した。

 岡山市は、アリーナ整備費用について、1万人規模で再算出した結果、整備費用が275億円、ランニングコストが年間約4億3千万円であることを示した。


・令和7年1月

 商工会議所は経済界での具体的な寄付金額を現時点では示せないとした。


・令和7年2月

 岡山市は、アリーナ整備にかかる経済効果について、1万人規模で再算出した結果、20年間で2800億円であることを示した。


・令和7年5月

 商工会議所は、アリーナ整備費用280億円のうち、50億円を経済界から賄う意向を示した。


以上が新アリーナ整備計画にかかるこれまでの経緯となる。


次のコラムでは、どのような点が市民に不信感を与えるに至ったのか考察してみたいと思う。


アリーナ整備に関し、意見があれば、ぜひコメント欄で示してほしい。




 
 
 

3件のコメント


さくら
2025年6月25日

単純な事をお聞きしてしまうのですが、例えばアリーナができる事となると市民の負担(税金や生活上で不便になる事柄等)は今より増える事が予想されますか?経済効果はあるようですが、それが果たして市民に還元されるのか…疑問です

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かんざき政人
2025年6月26日
返信先

今後のコラムにおいて、そうした内容についても説明していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

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ゲスト
2025年6月25日

コメントはこちらにどうぞ!

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